- お店の作業日誌 -

ユーザー様から持ち込みでの”CANYON ENDURO”の作業です。本国ドイツからユーザーへ向けメーカー直販される事で中間マージンを除きコストパーフォーマンスの高さを謳っています。日本でも人気のある有名なブランドです。

物は考えようでコンプリートで安く買って必要な部分だけ利用して転売すれば願ったり叶ったりです。今回はホイールとコンポが欲しいのでパーツ剥ぎ取りの為にストリップにします。フレームはセコハンで転売します。
フォークを抜くと”何か”が床にポトリと落ちました。その正体は画像の大ムカデ・・・・ドイツからやって来たのか日本で忍び込んだのかは分かりませんがビックリした次第です。噛まれると厄介なのでトーチで焼死してもらいました。焼くと縮んでしまいましたが長さはスパナくらいありました。

今を遡る2010年モデルの”GIANT MR4R"ロードバイクに匹敵する軽快な走行性と小径フォールディングバイクの利便性を両立させるコンセプトで作られたモデルは一時期に、コレに代わるモデルが存在しないので一世風靡しました。オーナー様も大切に乗られて来ましたが、いかんせんコンポも旧くブラケットカバーなどスモールパーツは廃版になってしまっています。

15年にもなると随所に劣化が目立ち始めたので現行のコンポーネントを取り替える事となりました。少々ヤレていた外観もフレームから磨き上げてコーティングを施す事で輝きを取り戻しました。綺麗に生まれ変わりましたので、これからも輪行サイクリングを楽しまれて下さい。

スラム社のMTB最高峰電動コンポーネントモデル"XO EAGLE AXS T-Type"の装着です。パーツの入替に伴なって他車にコンポーネントをお下がりを行いました。最下層モデルのGXのクランクもカーボン仕様にグレードアップ。オーナー様の尽きない好奇心。3車3様をお楽しみ下さいませ。

ロードバイクのディスクブレーキマウントの修理です。昨今では標準化したフラットマウントですがネジ部分が腐食に対して脆弱で固定ボルトを舐める事案が増えている様です。今回、持ち込まれたユーザー様もキャリパーを動かそうとしてボルトの頭を舐めてしまいました。固着したボルトを緩めて外そうとしましたがネジ部分の腐食が酷くて抜取りは諦めました。

最終手段としてボルトの頭部分を機械加工で全て削り取ってキャリパーを外しました。残ったボルトの軸部分はバイスで回しやっとの事で抜き取り出来ました。幸いにもタップ再生が行えたので再使用は可能です。雨天時走行などの後はキャリパーをフレームから一旦外してネジ部分のメンテナンスする事をお勧めします。

シマノの新製品のニュースです。既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、スポーツバイクの本格的な自動変速の時代が到来します。リアハブに内装された発電機の電力を使いAIチップの制御で自動変速を行うそうです。

走行モードも3パターンから選択でき手元シフターでマニュアル操作も可。しかもユーザーの好みに学習機能付きです。これまでもオートマチックは登場はしましたが不完全がゆえ消えていましたが今回は完成度も高くて永続されるような気がします。

神戸市立森林公園に”Mountain Bike Forest KOBE 学習の森トレイル”がオープンするらしいです。森林浴や散策を楽しめる優しいトレイルだと思われますので興味のある方は覗いてみて下さい。

5/31(土)はオープニングセレモニーがあります。運営サイト(http://npo-kamba.jp)は6月予定の駐車場は神戸市立森林公園か再度公園が利用できます。詳細はリンク先にて確認して下さい。

速報”GIANT TCR ADVANCED-3 Gen9”日本国内限定モデルの発売です。アドバンスドのカーボンフレームにシマノ ティアグラ10スピードメカニカルシフト&キャリパーブレーキコンポを搭載し8.6kgと軽量な仕様で発売されます。日本限定モデルなので入荷は300台。

このカーボンフレームモデルの気になる販売価格は¥198000−(税込)とリーズナブルな価格設定です。昨今の高額なモデルに乗換えを躊躇されていたユーザー様、この機会をお見逃しなく。ご注文お待ちしております。

”CINELLI VERY BEST OF”ゴールドスペシャル組立です。コンポはカンパスーパーレコード メカニカル12S。ホイ―ルはマビックコスミックアルティメイトのチューブラー。全く隙のない贅を尽くした大人仕様で完成重量6.5kgの軽量バイクです。

昨今はエアロフレームとディスクブレーキに電動シフトが巷を賑わせていますが、かえってメカニカル仕様が玄人っぽく渋さやオーラが際立ちます。オーナー様、違いが分かるサイクリストのベテランライダーを気取って楽しまれて下さい。

画像の20年来のマウンテンバイク”GT AVALANCHE”の現役復帰の整備です。液漏れの酷い油圧式ディスクブレーキを機械式へ交換。前後タイヤも新品に交換、チェーンも新調してリフレッシュ整備です。

花見の時期も終わり暖かく過ごし易くなり冬の間に休眠中していたバイクを起こし始めるオーナー様が増えてきています。これからサイクリングが楽しくなります。

「以前からロードバイクに乗ってみたかった」と”GIANT CONTEND-1”お買い上げ頂きました。GWには知人が住む岡山まで往路でサイクリングの計画をしているそうです。

学生のオーナー様はロードバイクもツーリングも初めての事なので経験者目線で装備やルートなどもレクチャーさせて頂きました。これからスポーツバイクライフ楽しまれて下さいませ!

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